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- 2020.08.09 Sunday
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こんにちは。
先日は日帰り出張でハンカチーフの工場に行って来ました。
今回はあまり知られていないハンカチーフのこだわりと裏側をご紹介したいと
思います。
これはちょうどハンカチーフ用の「先染(さきぞめ)」生地を織っているところ。
ハンカチーフの種類を技法によって大きく分けると
「先染(さきぞめ)」「プリント」「エンブロイダリー(刺繍)」「レース」
がありますが、どれも甲乙つけ難い魅力があると思います。
「先染」は、布地を織る前に先に糸を染める技法ですが、
布地を織ってから後で染める技法「後染」に比べると、
色に深みがあって、生地が柔らかく仕上がり、色も落ちにくいといった
メリットがあります。
チェックやシャンブレーといった柄はその代表的なもので、綿素材では
紳士用ドレスシャツ生地やテーブルクロスなどにも良く見られます。
当工場で織っている生地は、市場に流通している汎用で使用できる生地とは
異なる「ハンカチーフ専用」の生地です。
それはハンカチーフとして最適になるように糸を選び、糸を染め、布を織る際の
織機の速度まで管理されています。生産効率を優先して織機の速度を上げると
ハンカチーフ用の繊細な糸は切れてしまい、切れないように糸を加工すると
吸水性が悪くなったり、繊維が硬くなってしまいます。
各工程すべてにこだわりがあります。
沢山の生産工程、沢山の人の手を経て出来上がったこだわりのハンカチーフを
自らも大切に使いたい、そしてその魅力を伝えていこうとあらためて思いました。
みなさん、こんにちは。
明日より5連休ですね。
今までに無かった秋休み、なんだか「オマケ」みたいな感じです。
ハンカチーフギャラリーもお休みさせて頂きますが、ご注文は
休み無く受け付けております。
納期は、通常期間よりちょっとだけお時間を頂く事になりますが、
何卒ご理解よろしくお願いします。
それでは、休み明けに。
こんにちは。
最近よく耳にするようになりましたね。ガラパゴス。
隔離された世界で独特の進化を遂げる事や人を指すそうです。
世界標準ではない日本の携帯電話の技術開発なんてのは、
その典型的な例。
今回の選挙で大敗した政党も、経営危機にある某航空会社も
みんな「ガラパゴス」なのかも知れませんね。
日本だけで花開いているハンカチ文化ってのも、ある意味
「ガラパゴス」かなぁ。
世界中でハンカチが使われ、その文化が広がっていく、そんな日
が一日も早く来るように頑張りたいですね。
ガラパゴスから世界へ。 亀のようにゆっくりでもね。
それでは、また。